女性がメイクをする上で一番力を入れるのはアイメイクではないでしょうか。
印象的な目元は顔全体の雰囲気も変えるくらいの力がありますよね。
目を大きく見せる、まつげを長くふさふさに見せるためにはマスカラを塗るのが一番簡単な方法ですが、
毎日のメイクは面倒!ということで、まつげエクステを利用する方も増えてきました。今や10代から70代、男性までが利用する美容法です。
改めてまつげエクステの基本と、キレイを長持ちさせるためのコツをご紹介します!
目次
今更聞けない!?まつげエクステ基本の「き」
もうすでにマツエクをしている方も、これからやってみたいと思っている方も、上手にマツエクを利用して美しい目元を作るためにも、基本をおさらいしておきましょう。
つけまつげとは?
まつげの生え際に装着する人工まつげのことで、安くて種類も多いので気軽に使いやすい、というメリットがあります。
その反面、耐久性は弱く、1日つけていると端からはがれてきてしまう、という心配も。また、自分でつけるものなので、手先が器用でないとうまくつけられないこともありますね。
まつげエクステとは?
グルーという専用の接着剤を使って自分のまつげに1本1本接着していく方法で、美容師の免許を持っている人でないとつけることは出来ません。
自分のまつげを増やしたような形になるので不自然さがなく、アイメイクをしていなくても美しい目元のまま。しかも毎日つけ直す必要がなく、個人差はありますが3~4週間程長持ちします。
つけまつげと違い皮膚に直接接着剤をつけるわけではなく自分のまつげにつけていくので、乾燥肌や敏感肌でかゆみが心配な方でも安心してつけられます。
まつげエクステを最大限に活かすアイメイク法は?
マツエクをしてみて何が一番良かったか?ということについて、マツエクを利用している方の約半数が「メイク時間の短縮」を挙げています。
つけまつげと違い、自然な仕上がりのまつげエクステ。それだけでも十分魅力的な目を演出できるのですが、より目元をキレイに見せるアイメイクのコツをご紹介しましょう。
マスカラは使える
マツエクをしていればすでにボリュームも長さも十分ありますが、さらにまつげを美しく見せたい時や、本数が減ってきてもうすぐマツエクのメンテナンスかな、という時期になったらマスカラで補うようにするといいですね。
マツエクにオイルクレンジングは大敵ですから、ウォータープルーフタイプのマスカラは避けましょう。できれば、マツエクOKとなっている専用のものを使えば安心です。
マツエクを長持ちさせながら上手に塗るコツは、根元付近に塗らないこと!長く見せようとするとどうしても根元からしっかり塗ってしまいがちですが、接着部分にマスカラが残ってしまったり、まつげエクステの劣化につながるので、毛先を中心に丁寧に塗っていきましょう。
アイシャドウを使う時はアイラインとセットで!
アイシャドウはウォータープルーフタイプでなければ大丈夫ですが、できればアイラインとセットで使うことで、アイシャドウの粉がマツエクの接着部分についてしまうことを防げます。塗る時はブラシを使わずにチップを使った方が粉は落ちにくいです。
もしくは、パウダータイプではなくクリームタイプのアイシャドウを使えば粉が散る心配もありませんね。
アイラインのキレイな引き方
アイラインを引く時は、マスカラやアイシャドウと同様にメイクを落とす時のことも考えてウォータープルーフタイプではないものにしましょう。
マツエクをしている時は、オイルクレンジングはNGです。オイルではなくお湯で落ちるタイプのアイライナーを選び、リキッドタイプやジェルタイプが使いやすいです。
まつげエクステを長持ちさせるためのアイケア
まつげエクステは自分のまつげに人工まつげをつけているので、自まつ毛にはどうしても負担がかかります。その負担を軽くしてマツエクの持ちを良くするには、なんといっても自まつ毛のケア!これが大切です。まつげの本数が多くて太い方がマツエクの本数も増やせます。
自まつ毛の健康をキープすることがマツエクを長持ちさせるコツ!マツエクの効果を最大限に引き出すためにも、自まつ毛をしっかりケアしたいですね。
まつげ美容液を使う
欧米人と比べると、元々まつげが短く数が少ない日本人。目の大きさが違って見えるのもまつげの長さや量がかなり影響していますね。
自まつ毛を伸ばすことが出来れば、マツエクもより効果的!
まつげ美容液には、まつげにハリやコシを与えたり長くしたりとそれぞれ適した成分があります。まつげは髪の毛と同じタンパク質。長く成長させたいならコラーゲンやヒアルロン酸などの成分が効果的です。
センブリエキスは育毛剤などにも使われている成分で、まつげを丈夫にするのに適しているでしょう。
まつげに栄養を与えるまつげ美容液は毎日の習慣にしたいものです。ただし美容液も油分が入っていないかどうか確認して使って下さいね。
まつげを伸ばすための目元美容法
髪をキレイにしたかったら、頭皮のケアも大切ですよね。まつげも同じです。まつげが生えているまぶたのケアをきちんとすることで、丈夫なまつげが生えてくるようになります。
まずはまぶたの血行を良くすること。ほっとタオルなどで目元を温める(ただし、まつげが塗れないようにラップに包んで!)、優しく指の腹でマッサージするなどして血流をよくします。
血流がよくなると、老廃物も排出されて栄養分がしっかりと行き渡るようになり、まつげもしっかり成長します。
優しくケアする
これはマツエクをしている時に限らないのですが、クレンジングのときにや顔を拭く時、または目がかゆい時などにごしごしとこすらないことが大切です。
顔の皮膚は元々体の他の部分と比べるととても薄いのですが、目元の皮膚はさらに薄い!頬の半分くらいの厚さしかないのです。ごしごしこすればマツエクの持ちも悪くなりますし、なによりシワやクマの原因となります。
とにかくこすらないこと!特に横にこするのは厳禁です。
コットンに目元専用の優しいクレンジング剤を含ませて優しく落とします。細かいところは綿棒にクレンジング剤を染み込ませて目の際など丁寧にメイクを落としていきましょう。
マツエクアフターケア
マツエクは濡れたままにしておくと取れやすくなるので、髪を乾かすのと同じようにお風呂の後はしっかり乾かします。
ドライヤーの冷風を使って、目を閉じた状態で下から上に風を当てましょう。
しっかり乾かして寝ないと、マツエクにも寝癖が!せっかくボリュームアップしたのに、バサバサのまつげでは美しさが半減です。
基礎化粧品にも気をつけて!
スキンケアで使う乳液やクリームですが、通常は油分が含まれています。塗る時に目元は避けて!マツエクの接着部分につかないように気をつけて下さい。
アイクリームも一緒です。目元の保湿には欠かせませんが、これもまつげにはつかないように気をつけないとマツエクが抜けてしまいます。
カールが曲がってしまったら?
普通のビューラーは使わないで下さいね。マツエクがとれてしまうこともあります。そんなときはほっとビューラーを使って、やさしくケア。曲がったまつげのカールも元通りです。
日々の意識がさらにマツエクを美しく見せる!
美しいマツエクを維持するためにはもちろん手間がかかります。でもそのひと手間が大事!マツエクも長持ちしますし、よりキレイに見せることが出来ます。
マツエクを意識して手入れをする程、自まつ毛も丈夫になって、何もしなかった頃よりもずっとキレイな目元になるかも!
美は1日にしてならず、です。